多賀小 3年が「源氏ボタル」学習 井手町

2017.06.14
 井手町立多賀小学校(山野勉校長)で13日、3年生18人が「源氏ボタル」について学習した。外部講師から話を聞き、ホタルについて知識を深めた。

 毎年、6月中旬に多賀地区で「ほたる祭り」が開かれる。これにちなみ、ホタルの生態や環境保護の大切さを学んでもらおうと実施。「南部源氏ボタルを守る会」の平間孝善代表(60)と、京都府立大学研究員の吉安裕さんを講師に招いた。

 平間さんは「私が子どもの頃は、水辺にホタルがたくさんいたが、農薬や生活排水が流れ込み少なくなってしまった。色々な取り組みのおかげで、今では環境も良くなり、ホタルが戻ってきた」と話し、ホタルの生態について説明した。

 世界には約2000種のホタルがいて、日本には約40種が生息している。5月上旬から6月にかけて成虫になり、午後8時から同9時の間に、よく光り飛び回るそう。飛び回るのはオスで、光りながら〝会話〟しているという。

 引き続き、ホタルの成長過程を、手作りのイラストで紹介。話が終わると、クイズでさらに知識を深めた。

 「ホタルは幼虫でも光るか?」という問題に、児童の大多数は「光らない」と回答。「卵も幼虫もさなぎも、全部の過程で光る」と平間さんが正解を答えると、児童から「え!」「ほんまに!」と驚きの声が上がっていた。

 質問タイムでは、児童たちは次々と疑問をぶつけていた。また、吉安さんが持ってきた、ホタルの幼虫や餌となる「カワニナ」などの標本が順に回されると、児童たちは「すげえなあ」などと話しながら見入っていた。