近畿ろうあ者体育大会 太陽が丘体育館で開会式 きょうまで7種目に熱戦 6府県から選手350人が参加

2017.06.19
 「手話で彩るチームワークを京都から!」を大会テーマにした第44回近畿ろうあ者体育大会が17日に京都で開幕した。初日は宇治市の府立山城総合運動公園(太陽が丘)体育館で開会式があり、地元京都の笹島航太さん(テニス)、篠田翔子さん(フットサル)が手話で選手宣誓した。大会には6府県から350人の選手が出場し、きょう18日まで熱戦を繰り広げる。
 太陽が丘体育館で開いた開会式では体育大会実行委員会を代表して浅井ひとみ実行委員長(府聴覚障害者協会会長)が手話で歓迎あいさつ。

 近畿ろうあ連盟の嘉田眞典委員長が昨年4月から障害者差別解消法が施行されたことをふまえ、「聴覚障害者の障害特性の理解や合理的配慮の推進について行政機関や事業者をはじめ、国民の意識を変えていくために、私たちから働きかけていくことが大切です。手話言語条例を制定する地域が増える中、いつでもどこでも手話で通じる社会をめざして共に取り組みを続けましょう」と述べた。

 式典では2日間で7種目の競技のうち5種目を宇治市内で開く山本正宇治市長が手話で祝辞を述べ、「新茶が楽しめる時期でもあり、お茶を使った様々なスイーツもご賞味いただけるので、ぜひ宇治の街もお楽しみいただき、大会のよき思い出にして下さい」と歓迎した。

 笹島さん、篠田さんは手話で「東日本大震災や熊本地震で被災された方々にあすの希望と日本の復興の力を私たちが手話で彩るチームワークで届けられることを信じて、精一杯プレーすることを誓います」と手話で選手宣誓。

 デフ(聴覚障がい)スポーツの祭典として今夏にトルコで開く第23回夏季でフリンピック競技大会に近畿地区から出場する選手5人が紹介され、「メダルを取りたい」など一人ひとりが手話で抱負を述べた。

 近畿ろうあ者体育大会は宇治市内で卓球(西宇治体育館)、軟式野球(太陽が丘)、テニス(同)、ボウリング(キョーイチボウル宇治)、フットサル(オープン競技、太陽が丘)の5種目をきょう18日まで開く。