オオオニバスに乗ろう 30日に開催 宇治市植物公園

2017.08.29
 宇治市植物公園(同市広野町)の正面玄関で南米原産のオオオニバス(大鬼蓮)が水面に緑色の大きな浮葉を広げ、日ごとに成長している。30日(水)には幼児~低学年(体重20㌔まで)を対象にした「オオオニバスの葉に乗ろう」のイベント(10時30分~正午)を開くことにしており、池の浮葉まで案内する特製竹いかだも用意。涼を呼ぶ夏休み最後のイベント準備は順調だ。

 オオオニバスは南米のアマゾン流域やパラグアイ、ボリビア、アルゼンチンに自生するスイレン科の巨大水生植物。
 植物公園のパラグアイオニバスは葉の周辺がめくれ上がり、たらいのような形をした大きな葉っぱに特徴がある。

 温室そばのプールで栽培していたのを4年前から修景池に移した。浮葉の形状がユニークで、多くの来園者に見てもらおうと、植物公園の入口にある水を張った「壁泉の池」(水深40㌢)に鉢植えしたハスを移設。

 鉢植えの数を増やしてきた園芸技師が丹念に世話を続けてきた。6~7月に天候不順で生育が思わしくなく、「今期は無理かも」と開催が危ぶまれたが、オニバスが大好きな猛暑が戻り、今年も開催につながった。

 浮葉の縁がしっかりしており、平べったいお盆のような形が特徴的。夕方から花が咲き始め、白色からピンク色に変わる。浮力が大きく、大きなスイカを乗せても水中に伸びる茎がしっかりしており、動じる気配はないという。

 亜熱帯気候で育つ植物で、猛暑と日差しが強烈なほど葉が成長するそうで、園芸技師の柳明宏さんは「鉢植えで根が伸びるのにも限界があるが、何とか幼児らが楽しめるまでに育ちました」と話し、幼児たちが喜ぶイベント開催を楽しみにしている。

 費用は入園料のみで参加無料。濡れても良い服装で参加を。雨天中止。

【写真は昨年8月】