温かい防災食の極意紹介 城南勤労者福祉会館 パッククッキング教室

2017.09.02
 宇治市伊勢田町の府立城南勤労者福祉会館で「防災の日」の1日、災害時の避難所でも簡単に温かい料理が調理できる「パッククッキング」の教室が開かれた。

 パッククッキングは、ポリ袋に食材や水を入れ、カセットコンロなどで加熱処理する調理法。空気を抜いて真空にするため衛生的で、手に入れやすい道具で簡単に温かい料理が作れることから、災害時の避難所などで応用できる。

 府民に防災意識を高めてもらおうと
職業訓練法人・城南地域職業訓練協会が昨年に引き続いて主催。パッククッキング協会の認定インストラクター、木崎勝夫さん(79)=京都市=が講師を務め、宇治市や城陽市などから17人が参加した。

 調理室ではご飯(無洗米)、肉じゃが、高野豆腐、切干大根煮、蒸しパンの5品に挑戦。参加者は、木崎さんのアドバイスを受けながら、水圧を使ってポリ袋の空気を抜く方法を反復練習で体得。完成後は全員で味わい、感想を話した。

 福祉会館でキムチ作りなどに参加しているという北尾稔さん(70)=城陽市=は「いざという時に備え、勉強するつもりで参加しました」とにっこり。昨年も参加したという髙坂幸利さん(68)=宇治市=は「一回だけではすぐに忘れる。家でも試してみたい」と体験調理に打ち込んでいた。