日本一早い茶摘みと「初もみ会」 福寿園

2018.01.06
 ㈱福寿園(福井正興取締役社長)は5日、「日本一早い」と銘打った茶摘みと新茶の手もみ会を行った。

 午前中は、木津川市にある同社の研究施設「福寿園CHA遊学パーク」内の温室茶園で、茶摘みを行った。福井正憲会長夫妻と福井社長が新芽を優しく摘み取った。続けて、同施設2階の福寿庵で「供茶(くちゃ)の儀」を執り行い、茶祖・栄西禅師に茶葉を供えた。

 温室茶園は天候や気温、季節などに左右されず、年間を通し安定して茶を栽培するため2001年に設置。温度や湿度、光の当たり具合を自動調節するほか、培養液栽培を導入するなどし、茶生産の新たな可能性を模索し続けている。

 今回初めて、かぶせ茶を栽培した。従来から取り組んできた煎茶栽培の品質が安定してきたため、より良い茶を作るため新たなチャレンジをしようと取り組んだという。生育はとても良く、葉も青く仕上がった。
 午後からは、宇治市にある「宇治茶工房」で初もみ会を催した。

 会には、宇治市の山本正市長や山城広域振興局の岡本圭司局長、萬福寺の近藤博道管長など約20人が来賓で招かれた。始めに手もみ式を行い、午前中に摘んだ茶葉を、工房内の施設で手もみし仕上げた。引き続き、この茶葉を使った初茶会を実施。タレントで宇治市観光大使の安田美沙子さんも駆けつけた。一人ひとりにかぶせ茶が振る舞われ、できたての新茶の香りを楽しんでいた。

 安田さんは「昨年は出産もあり参加できなかった。(観光大使として)この場で新茶を味わう事ができ、とても縁起良く感じた」と話していた。

【写真は新芽を摘む会長夫妻と社長】