警察音楽隊と音の共演 宇治市内の中学生 響け、プレミアムコンサート 来月4日に開催

2018.01.29
 京都府警察音楽隊を迎えた「宇治に響け!プレミアムコンサート」(2月4日、宇治市文化センター大ホールで開催)を前に、ステージで共演する宇治市内の中学校吹奏楽部選抜メンバーとの合同練習が27日に文化センターで開かれた。昨年2月に「ミュージック・パトロールin宇治」として初めて開催し、中学校のブラバン部員たちとの初のコラボが話題を集めた。今年は7校62人の部員たちが府警音楽隊と合同演奏することにしており、「音楽隊の面々がパートごとにきめ細かなアドバイスをしてくれ、生徒の表情も真剣そのもの。本番が楽しみです」と吹奏楽部の指導者たちも手ごたえをつかんでいる。

 コンサートは府警本部と宇治署が主催、文化センター共催で開く。27日は午前中、各校の2年生で構成する選抜メンバーが練習。午後から府警音楽隊の隊員も加わり、広野中吹奏楽部の顧問を務める清水智博教諭の指揮で「アフリカン・シンフォニー」「カーペンターズ・フォーエバー」の合同練習に励んだ。

 本番と同様の大ホールを使った合同練習には東宇治中の田中康校長、宇治中の平岡順一教頭ら吹奏楽部の指導経験のある先生も駆けつけ、生徒たちの合同練習に熱い視線を走らせた。

 昨年初めて府警音楽隊と中学生部員とのコラボ演奏に立ち会った平岡教頭によると、学校の枠を超えた中学生の合同チームに演奏のプロである府警音楽隊を加えた合同演奏は教育的な効果も抜群という。

 何より、パートごとにきめ細かなアドバイスをしてもらえることが大きく、「1人ないしは2人の指導者が数10人の部員を教えることを考えると雲泥の差があります」という。

 音楽隊の隊員たちの多くは学生時代から吹奏楽のキャリアの持ち主で占めており、「生徒にとってみればお兄さん、お姉さんともいえる吹奏楽の先輩にあたり、いい意味での緊張感が練習ぶりにも発揮されている」(平岡教頭)とか。

 合同練習に参加した広野中でトランペットを担当する楮原(かごはら)涼太君(2年)は「いつも学校で行っている練習とは違い、音楽隊の皆さんの演奏は迫力がある。練習中もそばで音楽隊の方が細かなアドバイスをしてくれるので、とても参考になります」と話す。

 打てば響く中学生たちの姿勢に、指揮とトランペット奏者を務める音楽隊の小山裕司楽長(40)は「中学生と接する機会は普段あまりないので、非常によい機会になっている。世代は違うけれど、共通の演奏を通して交流し、将来は警察官になってほしいですね」とにっこり。

 本番のコンサートは4日(日)午後2時開演。1部は府警音楽隊(20人)とカラーガード隊7人が演奏し、2部で中学生選抜メンバーが演奏。3部で合同演奏する。入場は無料だが整理券が必要。すでに配布済みという人気ぶりだ。

【写真は来月4日のコンサートに向けた府警音楽隊と宇治市内中学校吹奏楽部選抜メンバーとの合同練習】